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本に書かれていない、軽キャン選びのポイント

昨日、【雑誌などで書かれていない、軽キャン選びのポイント】を、思いつきで書いて
いたら、一項目だけで長くなってしまったので、今日そのは続きです。
 
ただし、あくまでも、作って売ってる立場ですし、自社製品にも思い入れがある状態で
書いていますので、参考になるか分かりませんが、勝手に思いつくまま書いてみます
 
 
●フルフラット時の室内空間はどれくらいあるの?(ベッドサイズ+空間の高さ)
 
takumi04.jpg
 
 これは、やはり現物の中に入って、横になったり座ったりされるのが一番でして
 収納家具の出っ張り、床面の高さにより、居住空間の圧迫感などが分かります。
 
 その時に、空間の高さについても、しっかりとチェックしておいた方が良いです。
 床収納の為に底上げしていると、その10cmでも開放感は変わってきます。
 
 この前、東京からの帰りに痛感したのですが、OKワゴンの家具はなるべく出っ張ら
 無いように作っていまして、それでも角部分でゴツンとしたりして、あと1cmでも薄く
 なっていれば、と思った事がありました。
 しかし、特に軽キャンの場合、収納スペースと室内空間は永遠のテーマというか、
 どこで妥協するかでしょうねぇ
 
 
●標準装備とオプション装備をキチンと把握し、実際に自分に必要と思われる
 装備を全て付けた場合、いったいいくらになるのか??

 
 これは、主にどういう使い方をするのか?により必要と思われる装備が異なります。
 月の内に半分は車中泊をするのか(そういう方には軽キャンはちょっと不向きです)
 月に2回くらい、1泊2日程度の旅行で、主には日頃の日常の足として使うのか、
 という場合では自ずと、必要とする装備が変わってきます。
 
 ビルダーは、各社それぞれが考えるターゲットユーザーが、望むであろう最低限の
 装備で標準仕様、価格を表示します
 
 OKワゴンの場合、ハードユーザーをターゲットとしていないので、シンク(流し台)は
 外しましたが、料理をする方はシンク付きのタイプを選ばれた方が、当然良いでしょう
 
 それでも、車の中で泊まったり、長時間過ごす場合、電気というか電源は必要にて
 標準から外せませんでしたので、コストアップになりますが、サブバッテリー
 450Wインバーター、外部電源システム、走行中自動充電システム、
 100Vコンセント、LED室内灯
など、全て標準架装に含めております。
 ついでにカーテンも。
 
 私どもは、軽キャンとして購入・使用される場合には必要じゃないか?と、考えたから
 ですが、これについては各社の考え方は自由であり、これらの装備をカーテンも含め
 オプション設定にしてるビルダーもあります。
 
 そういう場合、お客さんが必要とされるであろう装備を、オプションとして加えていくと
 直ぐに20万、30万アップとなりかねませんので、標準価格の比較だけでなく
 お客さんが必要な状態での比較が必要となりますが、これらは雑誌や専門誌に掲載
 されてる情報だけでは分かりにくいので、各社から細かいオプション設定や価格表を
 取寄せて計算を、されて下さい。
 
 OKワゴンの場合、電気配線や、取付け工事、電気回路基盤、パネルの製作などの
 兼ね合いから、外部電源を外しても、価格はそう変わらなかったし、実際に付いてると
 すごく便利な装備でしたので、外部電源も標準としています。
 
 ただし、当初の予想外で、同業者からの依頼や、個人の方から・・・
 『電装なしの、家具だけっていうのは出来ないの?』 
 と、聞かれた事もありましたので、標準から電装を外した、家具のみ架装バージョン
 というのも設定しました(´_`;
 
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●特注や、各自好みの仕様にプチ変更が出来るのか?
 
 これは、仕入れ販売の場合は別として、どこもハンドメイドでしょうから、ある程度の
 事なら、ほとんど対応されると思います。
 実際は変更の必要はなくて、そのままで良い場合でも、聞いてみる価値はあります
 
 と、いうのは、その応対によって、そのビルダーの潜在能力というか、得意不得意と
 いうか、バックボーンというか、取組む姿勢などが、実は、ある程度わかるのです。
 
 弊社で言えば、家具と電装関係は、お手の物ですので、大抵の事は対応出来る
 自信はありますが、ベース車輌本体の強化サスペンションへの変更や、キャブコン
 の対応などは、苦手というか、お手上げで、全く出来ません。
 
この、応対についての話しは、色々とありますし、既に話しが長くなりましたので、
また次回!

 
 
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