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息子とのプチ旅行から、無事帰ってきましたので、ご報告。
　
３日の深夜というか、４日の午前１時頃に、出発。
　
まず、息子が車内で観る為のDVDを借りに、TUTAYAに寄ると、正月休みの為か
面白そうというか、人気のあるDVDは全て貸し出し中で無い為、息子が選ぶのに
時間がかかり、その間ついでに私も１本借りる。
　
その後ETCカードを鳥栖に取りに寄ったりして、高速に乗ったのは午前２時過ぎ。
　

　
ナビの到着予定時刻を見てビックリ！８：３５じゃぁ、日の出に間に合わんやん！
　
でも、距離は３３７ｋｍにて、そんなに掛からないはず！と思い直して、GO！
　
途中、息子がDVDを観ていたので、横目に観るけど、洋画のドラゴンボール実写版と
ターミネーター４で、しかも吹き替えでなく字幕で見ていた為、カーナビのTV画面では
文字も小さく、運転中で良く観れず・・・DVDはあきらめて運転に集中。
　
朝５時頃、鹿児島の国分ICを降り、あとは国道をひたすら南下するが、その時点で残り
１２０ｋｍで、それを日の出までの２時間は厳しいか？と思いつつ飛ばしていると、何か
雪の様なものがフロントガラスに当たるが、雪ではない。
　
？？？と思いつつ、良く見ると、粉の様なもので、もしかして・・・桜島の灰？？？
　
とにかく、日の出に間に合わなくてはと、GAS補給の時間を惜しんで、飛ばしに飛ばし
南下するが、佐多岬まで１０ｋｍ付近で明るくなり、ガッカリ・・・
　

　
佐多岬に到着した時には、残念ながら朝日は既に水平線から少し離れていました。
　
　
根占の町へ戻り、指宿行きのフェリー出港の１１時まで、温泉センターで一休み。
　
小さなフェリーで今回の乗車も１０台弱でしたが、キャンピングカーが１台あり、その
方が興味深そうに、話しかけてこられたので、ソーラーシステムなどすかさずPR。
　

　
フェリー内で仮眠とっていたら、あっという間に指宿山本港に到着し、いざ、知覧へ。
　
知覧特攻平和会館へは、２０年前くらいに、亡くなった親父と二人で来た事があり、
いつか、鹿児島へ子供と行く時があったら、連れて行きたかったところでした。
　
その後、桜島に行きたいというので、鹿児島市内へ北上し、フェリー乗り場へ行くと
多くのフェリーがピストン運航しており、待ち時間なくスムーズに乗れ１５分で桜島へ
　
桜島では、展望台など、ブラブラ寄っていたら、息子が、『桜島、噴火してる！』
　

　
凄い！灰色の煙がモクモク！　やっぱ、昨夜降っていたのは、この灰だったのか！
　
それから、桜島を後にして、北上し、鹿児島に行く機会があったら寄りたかったAZの
店舗のある隼人へ。
　
AZを出た時は１７時過ぎており、行きたい日奈久温泉への、ナビ到着時刻は２０時。
　
日奈久温泉案内所に電話して・・・
『２０時頃着で、泊めてくれるところは、あるでしょうか？』と聞いてみると、
『夕食は無理でしょうが、たぶん、大丈夫だと思いますよ。聞いてみましょうか？』
との事で、お願いして、高速に乗り、日奈久に向かうものの、その後返事がなく、
１８時半過ぎに再度かけると、もう帰ったのか留守電。
　
えびの付近で降り始めた雨が、やがて激しくなった為、前方を時速８０ｋｍ程度で
走っている大型トレーラーをペース車輌にして、ゆっくり、のんびり後ろをついて走る。
　
ゆっくり走行で暇だし、息子は後ろで寝ているので、私が選んだDVD 『バッテリー』を
セットし観ながら走っていると、２０時頃に日奈久温泉街に到着。
　
ここは、今は、ひなびた温泉街ですが、私が好きな山頭火も立ち寄った、この温泉に
浸かってゆっくりとお酒を飲みたかったので、さっそく車を止めて、徒歩で宿探し。
　
何軒か断られ、今夜は車中泊か？と覚悟した時に入った宿で、フロントの方が・・・
　
『もしかして、案内所に尋ねた方？もう夕食は無理ですが、ＯＫですよ。』
　
夕方、案内所から問合せあり、ＯＫと返事したけど、その後、案内所から、
『客と電話が繋がらない』と連絡あったそうで、電話番号を間違えてメモしたのか
トンネル走行中とかで、ホントに繋がらなかったのか？
　
それから、近所で唯一明かりの点いていた食事の店を覗くと、大将一人だけで
お客さんの姿もないので・・・
『今からチェックインして、ひと風呂浴びて、１時間後に来るけど、大丈夫か？』
と、確認して車に戻り、息子を起こしてチェックイン。
　
ゆっくり、温泉に浸かって、お店へ行くと、相変わらずお客さんの姿はなく、大将と
会話しながら飲んでいたら、何と大将のお母さんは、今日は非番だけど、私達が
泊まっている宿の仲居さんで、後から店の手伝いに来られ、そこでまた話しが弾む
　
宿に戻り、２３時前には寝た事もあり、朝４時過ぎに目覚めると、息子はゲーム中。
　
もう寝付けそうに無いので、朝食前に、出水へ鶴を観に行く事にして、フロントに
その旨を話して、出発。
　
出水は近くかと思っていたら、５５ｋｍ離れており、国道にて１時間は掛かるので、
息子が借りていたＤＶＤ、劇団ひとり原作 『陰日向に咲く』を観ながら走る。
　
６時前に、出水ツル展望所に到着すると、キャンピングカーが２台泊まっていて、安心。
　

　
真っ暗にて、明るくなるまで、車内でＤＶＤの続きを観る事に。
　
７時には明るくなり、車で観に来る方もボチボチあるが、 『陰日向に咲く』が良い場面
にて、そのまま観ていると、クライマックスになり、思わず涙・・・
　
隣りを見ると、息子も泣いていて、何か安心。
　
思えば、今回の旅行で、親子二人のスナップは無かったので、 『陰日向に咲く』の
真似をして、二人ツーショットをセルフタイマーでパチリ
　
鶴を見て、帰ろうとしていたら、泊まっていたキャンピングカーの中から男性が出て
近くを通ったので、『おはようございます』　と、挨拶をすると・・・
　

　
　
『おはようございます・・・あれ？もしかして、建材屋さん？』　
　
ビックリして、何で分かるのか聞くと、鳥栖店の常連さんだそうで、失礼しました。
　
一昨年、昨年と年間２００日以上キャンピングカーであちこち走ってあるそうで、今回は
暮れの２９日に出発して、途中で知り合った名古屋の方と２台連れ添って、この出水に
来たとの事で、キャンパー同士の交流に感心。
　
宿には８時に戻ると言っていたので、９時頃になると連絡入れて、戻り、朝食を採り
もう一度、温泉に浸かってチェックアウト。
　
そして無事、お昼前には戻ってきました。
　
・・・という感じで、今回は宿が取れた事もあり、移動中、息子が後ろで寝ていた程度の
車中泊は無しのプチ旅行でした。
　
息子も、もう中学生で、次からは付いて来ない可能性大にて、最後の旅行だったかも。
そういう意味でも有意義でした・・・ツーショットの写真も撮れたし・・・
　

　
　
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