『テントむし』 の改造レポート bR
例の、福岡のK様の『テントむし』の、改造依頼の内容は・・・
@ サブバッテリー 1個 (シ-ルドタイプ・115Ah)
A インバーター (2000W)
B 外部AC電源(ケーブル付)
C 走行中自動充電システム(サブバッテリー)
D 外部自動充電システム(サブバッテリー&メインバッテリー)
E AC/DC 自動切換えシステム
F フロントコンポ 電源切換えシステム
G 集中電源管理パネル&パネル部分タモ材家具
(電圧・電流メーター・スイッチ・AC100Vコンセント・12Vソケット・安全ブレーカー)
・・・でして、その、『テントむし』 の改造レポート bR です。
@サブバッテリー 1個 (シ-ルドタイプ・115Ah)
Aインバーター (2000W)
G集中電源管理パネル&パネル部分タモ材家具
(電圧・電流メーター・スイッチ・AC100Vコンセント・12Vソケット・安全ブレーカー)
と、前回、画像アップして、ご覧の通りで、特に説明は要らないかと思います。
あと、画像としてあるのは・・・
B外部AC電源(ケーブル付)入力システム
この、右のデカイのが、OKワゴンでも使用してる特殊なコネクターで、まず普通の
キャンピングカーでは使っていないので、初めてご覧になった方もおられる事でしょう
従来付いていた左のコネクターは、取り外して、付け変えておりますが、これだと、
大きな電流?高い電圧? (私は電気系統さっぱりにて未だに良くわからない)
でも、熱とか容量とか心配せずに良いという、高価だけど安全安心なコネクタです
OKワゴンを作り始めた時から、このコネクタを使っていて、先輩ビルダーの方から
『こういうコネクタがあって、コッチの方が使い易いよ』
っていう、アドバイスを頂いた事もあります。
キャンピングカーでは新参者にて、こういうアドバイスはホントに有り難いのですが
新参者でも、もちろん、その手のコネクタは知っていました。
でも、本職は電気関係の、超ベテランの電気技師数のT部長が、安全性を重視して
選んだコネクタですので、その時は、やんわりとお断りいたしました。
そんなに使い難い物でもないし、ジョイント動作とか、月に何回もしないでしょうしね。
まぁ、1社くらい、こういう考え方のビルダーが居てもよろしいんじゃないでしょうか?
※先日の、レポートbPでちょろっと、T部長のつぶやきを書いていたのは、
ちなみに、こういう事でなく、別の根本的な部分です。
あと、ご依頼の改造で、画像とか外観上説明できない項目についての、ご説明です
C走行中自動充電システム(サブバッテリー)
これについては、読んで字の如しですし、キャンピングカーでは一般的ですので
説明は、省略させて頂きます。
D外部自動充電システム(サブバッテリー&メインバッテリー)
これも、キャンピングカーでは当たり前やん!説明されなくても分かるバイ!って
言われる方もおられるかと思いますが・・・ちょっと待った!
この前見た、ある有名な軽キャンは、外部電源の取入れコネクタが付いてましたが
驚いた事にサブバッテリーに接続されてなく、車内の100Vコンセントにのみ接続
されてるだけで、そりゃ、単なる延長コードのコネクタやん!って、思わず
突っ込みを入れちゃいました (^_^;
それは極端な例でしょうが、普通は、外部電源入力により、家庭用のコンセントに
コードを差し込めば、サブバッテリーの充電も始める様に設定しているでしょう。
まぁ、そこまでは、当たり前の事ですが、OKワゴンの場合は違うのです!
どう違うかというと、メインバッテリーが弱っていたら (電圧が下がっていたら)
何と、自動的に感知して、メインバッテリーも充電しちゃうのです!
つまり、メインバッテリーが下がって、エンジンがかからない事態になっても
家庭用コンセントに差し込めば、充電出来るっていう事なのです。
ふ〜ん、だから?って言われると、それまでですが、せっかく外部電源入力装置
が付いているのならば、そうしちゃおう!という事で、システム化したのです。
これは、実際に回路を作れば分かると思うのですが、バッテリーのサブとメインの
電圧?電流?の負荷や制御など、けっこう大変です。
ご自分の車を趣味で改造するレベルならともかく、架装して販売するとなると、
安全性・信頼性のクリアが第一でして、パーツや基盤回路を含めて、繰り返して
試験、実験を行い、これなら安全性も大丈夫、という事で採用しました。
ちなみに、これはOKワゴンでは標準装備でして、こんなのを標準で装備
しているキャンピングカーとか、世の中には無いでしょう! エヘン (^_^)v
・・・もし、あったらゴメンなさい (^_^;
まぁ、少なくとも、軽キャンピングカーで対応してるのは、100%無いですね。
ちょっと長くなりますが、このシステムがなぜ出来たのか?という話をさせて下さい。
鳥栖店には、OKワゴンの展示車や試作車が、何台もあります。
左から・・・@記念すべき試作1号車 AサンバーDias Bエブリィ・ワゴン
左から・・・Cオフィスバージョン試作車 Dハイゼット E釣りバージョン試作車
展示車輌は、動かす事が無い為、エンジンを掛ける事も全くなく、それでも普通は
1、2ヶ月経っても大丈夫なのですが、一部の展示車は、2週間でメインバッテリーが
上がってしまうのです
展示中はハッチバック含めてドア類はフルオープンなので、ルームランプとかで電気を
消費してるのか?と思ったのですが、一部の車輌だけにて、どうも違うのです。
今のクルマは進化していて、盗難防止装置や、近づくと鍵が開くキーレス装置などが
付いているのもあり、そういう車は、昼も夜も微弱電力を絶えず消費しているのです
ですから、そういうハイグレードのベース車輌のOKワゴン展示車輌は、エンジンを時々
掛けて、しばらくメインバッテリーを充電しておかないと、電圧は下がり続け、やがては
セルモーターを廻せなくなってしまうのです。
そうなると、オートマの場合とか、悲惨でして、押しがけはもちろん、そもそも、ギアが
パーキングから動かない為、1cmすら移動する事はできません。
そういう展示車輌に限って、横付けしてブースタケーブルで繋ぐ事が出来ない場所に
展示してたりするので、その度にバッテリーチャージャーで一晩かけて充電してました
これが、横付け出来ない場所、広場に展示してる・・・Fスズキ・エブリィ・バン
それを見かねたT部長が・・・
『せっかく外部電源入力装置が付いてるとやけん、ついでにメインバッテリーも
充電する様に回路を考えちゃろうかね!』
という、事で、この画期的なシステムが生まれたのです。
だから、何なのよ?って言われるかもしれませんが、弊社では、このシステムにより
助かっており、とても重宝しています。
おっと、今日も話が脱線して長くなりすぎたので、続きは、また次回 (´_`;/~
クリックが励みになります! ヨロシク〜(^o^)/
オーケーワゴン軽自動車キャンピングカー販売車中泊車内泊フルフラットキットカーネル福岡鳥栖大川久留米佐賀旅くるま旅行パーツ販売価格展示会自作テントむしテントムシバンショップミカミ島田商事エブリィ軽キャンパー
大川の家具職人が作った軽キャンピングカーOKワゴンの資料請求はコチラ
※カタログ送付先を記入して頂ければ、郵送いたしますので、お気軽にどうぞ ヽ(^。^)
また、メールが苦手な方は、下記 大川営業所へ、お気軽にお電話下さい (^_^)
0944−87−3329 月曜〜金曜の8時〜17時半 OKですよ (^o^)/