もう、電欠なんて怖くない!
今回の実験は電気自動車に関係の無い方には
どうでも良い事でしょうが、関係者にとって
非常に面白く興味深いものなんです。
先日完成した2台目の電気自動車の軽キャン
山口F様のOKワゴンEVを使っての実験で
内容や経緯など詳しい内容は前回の書込み
コチラをどうぞm(_ _)m
簡単に言えば、走行用リチウムバッテリーが
空になり、走らなくなっても、OKワゴンの
サブバッテリーで、5kmでも10kmでも
少しでも走れないか?と言う実験です。
もちろん、サブバッテリーで直接モーターを
廻し走るのではなく、リチウムバッテリーを
充電して、走行可能な状態になるか?と言う
実験で、結論から言いますと・・・
走れます!走っちゃいました!♪d(^o^)b♪
って事です。
F様の電気自動車の軽キャンOKワゴンEV
これに架装している190Ahバッテリーと
2000wインバーターの組み合せでしたら
すっからかんの空になった、リチウム電池を
みごと充電する事が出来ます!(^。^)
机上の計算では可能でしたが、こういうのは
実際には色んなロスが出るので計算値の半分
もいかないと思っていたのですが・・・
みごとにメモリ2 まで充電!(^_^)v
F様のミニキャブミーブは、150km走行
タイプですが、現実的には100km走ると
して、電気残量のメモリが16あります。
と言う事は、単純に100km÷16メモリで
1メモリで6kmは走るので、2メモリだと
12kmは走るんちゃうかな。
まぁ、その辺りの実際の走行距離については
いつかF様に試走してもらうとしましょう。
ちなみに、OKワゴンEVの1号車、つまり
世界初の電気自動車の軽キャンピングカーと
なる静岡のY様は、同じミニキャブミーブで
満充電の16メモリで、確か160kmとか
走ってあり120kmは余裕で走られます。
Y様はOKワゴンEVで全国走り廻ってあり
その様子、走行記録はブログに細かく記載を
されてありますので、よろしかったらどうぞ
電気自動車!!ミニキャブ・ミーブ放浪記
これが記念すべきEV軽キャン1号車です!
今回は、電気自動車で最も恐れる電欠時に
OKワゴンのサブバッテリーが予備タンクと
しての能力があるのか?という実験でして
メモリ2になり、12km走れる様になれば
民家へ辿り着くでしょうから成功でしょう。
実験の日は天気が良く、サブバッテリーから
リチウムに充電すると同時に、ソーラーから
サブバッテリーにも充電していたので、予想
よりも長い時間充電する事が出来ました。
細かい状況は実験を行ったスタッフMに確認
するとして、まぁ大雑把に説明すると・・・
実験用の準備もあり、9時に実験充電を開始
M君の実験メモ
さすが190Ah、当初は中々電圧が落ちず
そして落ちだすと急激に低下てし、それでも
4時間充電出来て、最後はサブバッテリーの
電圧が10.3vになり作動停止。
そして、その時点でリチウム電池は2メモリ
まで復活していた、って事です。
まぁ、それはそれで良いのですが、今回は
これで実験終了ではありませんでした。
と言うのは、キャンピングカーとしての電装
としては、出力能力だけでは片手落ちです。
出力だけならば大容量のバッテリーを何個も
積めば良い話で、余り意味がありません
つまり、空になった190Ahバッテリーを
満充電にするのに、いったいどれくらい日数
が掛かるのか?と言う事も調べ、出力能力と
充電能力、この両方が揃わないと真の実験と
言えません。
電気自動車の電欠時の為だけの専用装置だと
滅多に無い1回の危機を、12km走って
脱出が出来て、めでたしめでたし!でしょう
電気自動車の関係者の場合、この結果だけで
充分でしょうが、軽キャンOKワゴンEVは
車中泊旅行が楽しめるキャンピングカーです
つまり、車中泊して家電を使い減った電源を
翌日昼間に満充電し次の夜、また使えるか?
これが重要です
ガソリン車の場合、昼間に次の目的地まで
走ればサブバッテリーは走行充電します。
ところがEV車の場合、いっさい走行充電は
出来ないので、翌日の昼間の太陽光だけで
超電流ソーラー充電システムで、どこまで
充電するか?これも知りたいのです。
リチウム充電し190Ahサブバッテリーが
すっから空になってちょうど良いタイミング
でしたので、その実験もしました。
結果を言うと、満充電に2日半掛かりました
いかに超電流ソーラー充電システムと言えど
190Ahを11月の太陽光で、ピーカンと
言う訳でもなかったし、こんなものでしょう
もう少し容量の小さな、115Ahくらいで
夏の日差しでしたら、1日だけで満充電には
なったかと思いますが、190Ahを1日は
無理でした(^_^;
以前、展示会場で34Ahの非常用電源装置が
あり、ソーラーパネルでも充電出来ますって
オプション付きがあり、充電能力を尋ねたら
『ソーラーだけだと4日は掛かります。
基本はコンセントでの充電で考えてます。』
と言われたし、それに比べたら充分でしょう
とにかく、結論としては・・・
電気自動車ミニキャブミーブが電欠しても
OKワゴンEVの190Ah仕様でしたら
4時間充電すれば2メモリは増え走れます
それで12km走っても、まだ民家は無くて
携帯電波も届かない場合、日の当たる場所に
停めて、本でも読みながら2日待ちましょう
日照条件が良ければサブバッテリーは満充電
になりインバーターで4時間リチウム電池を
充電すれば、また2メモリ12km走れます
極端な話、2日間ソーラー充電して12km
だけ走るのを繰り返せば、究極のエコ旅行が
楽しめるっちゅう事です。
Fさん、チャレンジしません?(^_^;
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コメント (4)
すごい!すごい!
とくに「極端な話、2日間ソーラー充電して
12kmだけ走るのを繰り返せば、
究極のエコ旅行が楽しめる」という実験結果!!
実際に、太陽光だけで走り続けられる。
これが分かっただけでも、スゴイ事です。
化石燃料が無くなっても、走れる唯一の軽キャンが
「OKワゴン」なのか。
100Vの充電器は、特殊なプラグですが、
標準のOKワゴンの100V出力と、どうやって
繋ないだのでしょうか?
.
投稿者: takaじい | 2013年11月12日 12:08
日時: 2013年11月12日 12:08
どもっ!
こんなマニア的な実験結果に喜んで頂いて
とても嬉しいです (^。^)
でも、OKワゴンEVに興味がある人だけ
ちゃうかな?(^_^;
これを、もっと他への展開出来ないか?を
考える段階ですね。
アイデアあったら教えて〜ヽ(^。^)
投稿者: トスケン・ゴロー | 2013年11月12日 12:27
日時: 2013年11月12日 12:27
私は宅配の集配の仕事をしています。旅行も好きなので、minicab mievと貴社の超電流ソーラーシステムに興味があって時々拝見させて頂いています。
宅配の集配は朝の8時から12時間、発進、停車を頻繁に繰り返し、距離は40〜60キロ走ります。これを電気自動車でできたら、面白そうなので、いつか挑戦してみたいです。早朝の牛乳配達の方が向いているかもしれませんね。
投稿者: S.H. | 2016年07月04日 10:33
日時: 2016年07月04日 10:33
千葉のお客様はミニキャブミーブで配達業務されてあります。
電気自動車だと冬場ヒーターを付けると、走行距離がガクンと落ちるのですが、FFヒーターも付けたので大丈夫。
都会は充電ポイントが多くあるので、休憩中、昼食中に充電されてあります。
S様、ミニキャブミーブご購入の際は、ぜひ架装されて下さい。
そうそう、黒ナンバーにて助成金の対象外となりますが、充分ペイするという計算とか。
私は助成金が関係ないなら、多く出回ってる新古車をお勧めしたのですが。
投稿者: トスケン・ゴロー | 2016年07月05日 07:46
日時: 2016年07月05日 07:46